DRAGONBALLっ!

2009年03月28日。
映画「DORAGONBALL EVOLUTION」を



見てきましたっ。
ぶっちゃけた感想を言うと「西洋アレンジいらねぇー(´д`)」です。
個人的な感想ですが、アメリカンなハイスクールっぽいところに通う梧空とか、違和感バリバリです。さらにその学校では典型的な弱い相手をイビる学生と孫梧飯との約束でイビられるままの梧空という演出。そしてやがて堪忍袋の緒が切れた梧空による反撃、というその流れを見たときは「なんだこのバック・トゥ・ザ・フューチャーのパチモン的なストーリーは。いやスパイダーマンなのか?」と言う感じで。梧空は普通に中国っぽい深山で学校にも通わずに武術修行に打ち込む子供、とかでいいじゃないか、と。
亀仙人武天老師。元の亀仙人のイメージを私が持ち過ぎているのでしょうが、黒髪がやはり違和感です。もちょっと老人ぽく腰が曲がったり頭が丸禿げとかでもいいんじゃないかな、と…。
ブルマは吹き替え版を見たからでしょうが、声優の平野綾さんによるハルヒのイメージがくっついてきてて、やはり違和感です。
さらに神龍。これは西洋版の羽根が生えた竜からその羽根を取ったようなCGで表現されていました。って、元の神龍が東洋風、四聖獣の青龍がイメージに強く根付いているので、またしても違和感塗れです。もっとこう…中華風なアレンジをもっと前に出しておいて欲しかった、というか………無理に西洋風にすることないじゃないの、と…。
総じてこの作品、原作を知っていれば知っているほどのめり込めない作品じゃないでしょうか。ピッコロ大魔王に関して説明無しでただの異星からの侵略者、として表現されていたりと、元ネタを知らないと説明されていなくて理解できないところがあったりで原作を知らないと敷居が高くなっていたりします。原作を知っていると違和感に惑い、原作を知らないと設定がわからない…そんな中途半端な作品。そんな印象でした。