今日は「YATTER MAN」っ!

2009年03月29日。
今日は劇場版「YATTER MAN」を、見てきましたっ!


2日連続で映画館に足を運んだのは初めてじゃないでしょうか。
そんな個人的なことはさておき。ヤッターマンです。
まずはそのエンターテインメント性の高さにやはり注目でした。冒頭からいきなり崩壊した渋谷?っぽい街。恐らく渋谷ではないのでしょうが、壊れていましたが『109』が『107』となっていたりアコムらしき看板がアゴムという名前でやはり壊れていて、その中をドロンボー一味の怪ロボットが闊歩しているという状況。そこにヤッターマンヤッターワンに乗って登場する―――という、いきなりのバトルシーンからスタートしていました。バトルシーンでもヤッターマンの武器、ケンダマ型やレイピア型の電磁武器やドロンボー側のボヤッキー、トンズラーの武器がCGを交えた大活躍。しかもただ振り回して攻撃するだけじゃなく、ケンダマ型はそのウインチによる巻き取り機能を生かしたヤッターマン1号の移動に使われたり、レイピア型はボヤッキーの攻撃の攻撃を受け止めてそのまま電撃を相手に流したり、ボヤッキーたちも伸縮する武器を使って突撃したりヤッターマン2号の動きを封じたりと初っ端から正義も悪も見せ場のある大活劇でした。
ストーリーはアニメ版を踏襲した、ヤッターマンドロンボーによるドクロストーンの奪い合い。ただ、それだけに収まらずアニメ版でも描かれるドロンボー一味による資金稼ぎの様子や高田玩具店で待機状態にあるヤッターマンヤッターワンを修理したりしている様子を見せたりして、アニメの再現性の高い作品になっていました。また作中でミュージカル風にドロンボー一味が歌って踊ったり、作品の最後には次回予告が入ったりするなどしていて、やはりここでもアニメの再現がされていたりでエンターテインメント性の高さは昨今のアニメ原作の劇場版化作品の中でも群を抜いているのではないでしょうか。
バトルやアニメの再現だけか、というとそうでもなく。ラブまであります。ヤッターマン1号に助けられ、惹かれるドロンジョドロンジョに愛を捧げるボヤッキーヤッターマン1号とドロンジョが互いにちょっと惹かれているのを見て嫉妬するヤッターマン2号、などがバトルやアニメ再現の合間に良い刺激になっていました。
また、それらの全ての合間に緊張感を維持しない―――良い意味でアニメっぽい、妄想を映像として見せたりなどの御都合主義というか肩の力が抜ける展開があって、シリアス一辺倒にならない緩急の付いた作品になっていました。
総じて「YATTER MAN」。アニメがそのまま実写になったような安心感があると同時に、実写の強みである現実性とCGによる普通見れない動きによるエンターテインメント性が上手く融合されていて、大変楽しめる作品でした。

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