第19話 「Iが止まらない/奴の名はアクセル」

第19話でIを冠する物語の前編。そして新ライダーも登場するWの新章ですね!
ある日鳴海探偵社にやってきた倣岸不遜な男。彼は翔太郎たちがWであることを知っていて、捜査に協力するよう依頼してきた。男の名は照井竜。新しく警察に設立される対ドーパント事件専門の課の、エリートだ。竜は謎の連続凍結殺人事件を追っていた。その犯人はアイスドーパント。竜は翔太郎を連れまわし、アイスドーパントを追う。事件を繰り返すアイスドーパントを竜は冷静にしかし苛烈な憎悪で追う。果たして再び事件を起こそうとアイスドーパントは出現し翔太郎はWとなって対抗するが、ヒートのメモリの熱をも凍結させる恐るべきアイスドーパントに追い詰められてしまう。そこに謎の女を追って一時的に翔太郎たちと別行動を取っていた竜が合流し、謎の女が渡した新ドライバー・アクセルドライバーで仮面ライダーアクセルへと変身。圧倒的な力でアイスドーパントを追い詰めていく。果たしてその結末は…!?
そんな感じの第19話。今回の見所はやはり、新ライダー・アクセルでしょう。
何気に過去にガイアメモリが原因で何かしら知人が死んだか何かしていそうで、憎悪を糧に戦っているようなんですがこれがどうなるのか…。V3/風見志郎のように途中から憎悪を捨てて誰かのために戦う、真の仮面ライダーとなる展開が待っているのでしょうかね?ところであのエンジンブレードは超重いらしいけど変身前でも持ち歩けて、それで変身前にも振り回していましたが、あれを振り回すたびに道路だの車のボンネットだのあちこちを破壊していました。まずそんな重量物を積載してバイクよく走れたな…というか積載限界量違反?道路交通法違反じゃ?ついでに街を守る警官が道路とか私財の車とか破壊してちゃいかんだろ…と突っ込みたくて仕方がありませんでした。それからアクセルメモリの活用で自前でファイナルフォームライドできるみたいですが(違 あれだと仮面ライダーというより仮面バイカーというか、555のオートバジンならぬ仮面バジンじゃないのだろうか?と疑問符が。RXがライドロンに乗った時の「これだと仮面ドライバーじゃ?」ばりのツッコミ所でした。今回は色々ツッコミ所が多いなぁ…。
そんなわけで今回の翔太郎やフィリップはサブキャラの立ち位置。竜の行動の影で事件を進めておく、という感じになっていましたが、なんだかこのくらいの立ち位置のほうが、翔太郎は輝いている気がしますね…。主役の翔太郎も良いのですが、誰かに振り回されるキャラが翔太郎には合っている気がします。(笑
次回は第20話「Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」。この『仮面ライダーの流儀』が何を意味するのか…。色々思考が止まりません。