第16話「警告:カブト暴走中」

さてカブトの世界・前編です。
やはり今回の見所は、期待通りだった「ファイズアクセルVSザビー」、でしょうね!超高速の対決。壁を破壊するなどの演出が多かったのも、超高速であることを演出するため。飛び散る壁の欠片がまだ形状を残しながら飛散している中、めまぐるしく動き回るファイズアクセルとザビー。周囲の動きはゆっくりなのに、ファイズアクセルとザビーの戦っている本人たちは早回しで演出されてさらに速さ倍増。その超高速感はカブト世界で無ければ出せない、『カブト世界の味』で、存分に堪能させてもらいました。
クロックアップするカブト世界のライダーに対するはファイズアクセルしかない!と思っていましたが、クウガペガサスでの超感覚狙撃という手段は対応としてまったく予想していませんでしたのでこちらの驚きも倍でした。ペガサスボウガンでの狙撃はクロックアップ中の成体ワームなら見てから回避できなかったんだろうか、と思いましたが、考えてみればクウガペガサスなら指先まで超感覚。成体ワームのクロックアップ中であっても回避不可能なまでに引き付けての神タイミングでの射撃という手とかもあるでしょうし、あれはあれで最善手、という気もします。クロックアップも無敵ではない、攻撃を受ければダメージもちゃんとある、というのを再認識させてもらった良い演出でした。今回は期待通りの演出&良い意味で意表を突かれた演出と、二重の満足感で楽しませてもらいましたね。
驚き以外で楽しませてもらったのは、今回のカメンライド。士が電王の力を試そうとしたところでした。電王になるまでは普通でしたが、そこから先、アタックライドのカードを使ったところからは大爆笑。「ORE SANJOU!」「KOTAEWA KIITE NAI!」のアタックライド…ってなんじゃそりゃあ!?と思っていたら文字通り「俺、参上!」と「答えは聞いてない」のポーズをとるだけのアタックライド。他にも「僕に釣られてみる?」や「泣けるで!」もあるようで。…本当に何の効力があるカードなんだ!?名前だけではその効果がまったく予想できません。(笑 好意的に解釈すれば相手を挑発しながらフォームチェンジが出来るアタックライド、という取り方も出来ますが明らかに役に立たないカードです。普通にフォームライドでフォームチェンジしておけ、と。完全にネタに走った展開でした。が、電王の姿ながら士の声や態度で「俺、(士の癖っぽい、手をパンパンと叩く動作をしてから)………参上!」とか「(軽くダンスを踊ってから)答えは聞いてない(語尾を上げる感じで」とか言って、ザビーとガタックのマスクドフォーム両名に「それがどうした!」や「どういう意味だ?」とツッコまれ、士自身ももうどうしていいのかわからなくなって「あのアホどもが………ッ、俺に聞くな!」と逆切れしているのは、それだけで一見の価値があると思います。ギャグ方面で過去最高の演出だったと思いました。
そういった判りやすい燃え所や笑い所があった一方で、カブト世界の人間関係はいまいちよくわかりません。放送前にはオリジナルの人間関係に準拠するとヒヨリの兄がソウジで、ヒヨリ(妹)、ソウジ(兄)=カブトだと思い込んでいたんですが蓋を開けてみれば出てきたのはマユという妹でザビーがその兄。じゃあカブトは誰なんだ!?と。その辺りは次回で明らかになるんですかね。本編では未登場だった総司の祖母である「おばあちゃん」も登場していて、オリジナルキャストでないので誰が誰だかわからなくなっていて、もう人間関係は大混乱中です。
次回「おばあちゃん味の道」。たった1話で人間関係が理解できるくらいすっきりした説明とかあるのか、という部分は恐々としつつ、しかしカブトの正体や次回の演出に目が離せませんよー。(゚∀゚)

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