第14話「超・電王ビギニング」

今回は電王の世界、前編です。
まず目を引いたのは、モモタロス、ウラタロス、キンタロスリュウタロス、ハナ、ナオミ、オーナーがオリジナルキャストで登場、ってことですか。イマジン組は声だけの出演ですからある意味当然な気もしますが、ハナ、ナオミ、オーナーがオリジナルキャストっていうのは何かしら意味があるんですかね。これまでオリジナルキャストではない=Ifストーリーというか、パラレルワールド的な世界、という感じで認識していましたがオリジナルキャストが出てきた電王の世界は私たちがTVで見ていた仮面ライダー電王そのままの世界、ということなのか?と疑問です。
電王の世界の特色、イマジンにより憑依された人間は人格が憑依したイマジンのものになる、というのがコミカルに表現されていて面白かったです。暴力的で短気ながら甘い物好きなどの一面もあるモモタロス士やフェミニストで夏海にナンパ撃退法を伝授するウラタロス士、男らしく力強いキンタロス士、リズミカルなゴーイングマイウェイの性格のリュウタロス士とかは基本として、まさかウラタロス夏海やキンタロス夏海、リュウタロス夏海が出るとは思ってはいませんでした。モモタロスユウスケはユウスケの空気ぶりが再燃しながらも存在感を見せるという離れ業もやっていて、電王の世界の魅力がばりばり発揮されていましたね。
というか小野寺ユウスケ役の村井良大さん。『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』でも刑事役として登場していたのですね。Wiki見て驚きました。電王劇場版では常識的な刑事として破天荒なモモタロスを初めとしたイマジン組に振り回され、ディケイドではモモタロスに憑依されて身体を好きに使われ、と、どっちの話でも大変な眼にあっていますねぇ。(笑
そして士の今回の役割。姿を見る限りは侑斗の立場なんですかね。ゼロノスに変身していた若い方じゃなくて、事ある毎に過去に登場して良太郎たちの戦いを見守っていた方…外套の男・桜井侑斗として。つまり崩壊し始めた電王の世界を助けるために、外套の男・桜井侑斗という『かつて特異点だったが本編では実際には協力しなかった(出来なかった?)、戦いには関わらなかった特異点』となり、しかし今回は戦いにも参加して電王に助力する、という感じの立場で今回は関わるってことでしょうか。
さらに今回で気になるのは、野上良太郎の存在でしょうか。同位存在のことをまったく語られていなかったのですが、果たしてこれは何を意味するんでしょう。これまでもサブキャスト―――ライバル役などが登場しなかった、ということはありましたがメインキャスト、それもライダーに変身する当人が出ていないのは初めてですね。ビルが崩壊したりモモタロスが「自分の姿を思い出せねぇ」などと言っている事と何か関係があるんでしょうか…?
次回のディケイドも楽しみです。特に映画版とも何かしらリンクするのでしょうし、二重に楽しみですねー。

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