第１３話「覚醒 魂のトルネード」

アギトの世界後編。
葦河ショウイチはやはり元・Ｇ３装着員でしたね。Ｇ３−Ｘの前身であるＧ３の完成前にアギト化＝ギルス化が始まり、アンノウンに狙われるようになったから八代たちを守る為に姿を隠した、ということでした。この世界の仮面ライダーはアギト、ギルス、Ｇ３−Ｘという３つの役割に分かれていたライダーを一纏めにしてある、って感じだったんですね。士たちが去った後のアギトの世界は、ショウイチがＧ３−Ｘを装着して戦いながら場合によっては脱いでアギト化して戦う、という感じになるんでしょうか。だとしたらますますＧ３−Ｘが露払いというか、アンノウン相手の噛ませ犬に…Ｇ３システム不憫すぎる。
あと、前回と今回を通じて気になったのは前の世界―――ファイズの世界で手にしたファイズの力をディケイド＝士が使わなかったことでしょうか。前回はキバ・ガルルフォーム。今回はディエンドによるブレイド召喚でしたから。毎回、前の世界で手にした仮面ライダーの力を使って見せていたのがなくなったのはどういうことでしょう。単なる偶然か、それともやはりカブトの世界でのクロックアップ対策としてファイズのフォームライドとしてアクセルフォームを使う、ということを期待して良いのでしょうか…。残す世界は響鬼、カブト、電王の３世界。次回の電王の世界では、アギトにカメンライドする感じが次回予告で見られましたから、今回は特例ということなんでしょうか。それとも…？
海東の行動は今回はやや短絡的。八代がショウイチのロッカーに固執しているのを見て、八代がそこにいるのに押し退けて、お宝があると確信も無いのにロッカーをあさり始めたりして。結果的にＧ４チップがそこに隠されていたので目的は達していましたが、八代が持ち歩いていたりしたら立場悪くなるだけじゃないんですかね。八代が去った後にこっそり確認してみればよかったのに…。しかもあっさりＧ４チップを八代に破壊されたりして、前回良いところが無かったのはＧ３−Ｘでしたが今回良いところ無しは海東でしたね。
次回は「超・電王ビギニング」。５月１日から公開の劇場版のビギニング・ストーリーっていうか繋がりのある話になるようですね。ＴＶ放送を見てから映画を見に行くのが良いのか、映画を見てからＴＶ放送を見るのが良いのか、どっちだろう…。

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