第11話「555つの顔、1つの宝」

「555」編の後編。ディケイドは元ネタというか、原作のライダーシリーズの再現性が高いのが嬉しいですよね。
変身して戦っても負けて、変身も解けてピンチになったとき、555だとオートバジンに奇襲をかけさせて隙を見て脱出、とかしていたのがディケイドでも再現されていて妙な懐かしさというか嬉しさがありました。わかってる…!スタッフはやはりわかってる!と。
内容的にはタクミとユリ、オルフェノクと人間という2人が高校生らしい恋心を題にした関係を見せて、種族の違いといった人間関係を扱われていました。そんな中で相手を信頼すること、何よりも大事なものに気づくということ、違う存在同士でも手を取り合って未来に夢を見るということ、といったものが描かれていましたね。
そういえば数話前から出ていた新キャラでディエンドに変身する海東。役割的にはトレジャーハンターっぽくライダーに変身できるアイテムとかベルトとかを狙う、ってことなんですかね。しかしそれだとディケイドライバーを「大したお宝じゃないな」といっているのは気になります。あくまで単体で効果を発揮するものじゃないと駄目なんでしょうか…。
そんなディエンドは、ライバルライダー(歌舞鬼、レイ)だけ召喚かと思っていたらメインライダー(キバ)まで召喚してました。キバが出てきた…ということは、ディエンドの能力はどんなライダーでも何かしらの条件が揃えば召喚できる、なんですかね?その為にその世界のライダーの変身アイテムを欲している、とか。あと、ディエンドに変身している状態だと好きな時にクロックアップして行動している…という感じがするのが気になります。急に動きが早くなって相手を圧倒―――とかしてますから。その辺りの詳しい情報が気になります。
それから謎の男改め鳴滝。「君のために最強のライダーを用意したよ…」と言いながら出てきたのはリュウガ。「え?リュウガが…最強…なのか?」と、個人的に甚だ疑問でした。しかも直後に士を助けに登場した海東ことディエンドにボコボコにのされていましたし…。それで何故リュウガが最強なのか…?何か意味と言うか、理由があるんでしょうか。鳴滝の目的の視点で見れば、リュウガが最強!という理由みたいなものが?その辺りは今後で語られるんでしょうか。それもと単なるフカしだった、とかだったら笑いしか出ませんが。
そして今回のファイナルフォームライド、及びファイナルアタックライド。ファイナルフォームライドは555が巨大な銃と言うかバズーカ?光線砲?になる「ファイズブラスター」というもの。これはこれまでの中で一番無理の無い変形だった気がします。ですがそのせいか知りませんが、ファイナルアタックライドは一番しょぼかったような…555の必殺技の『クリムゾンスマッシュ』を放つ時と同じ、ポイントして相手の動きを封じてから、という流れは555らしくて良かったですが、その先は捻りも何も無い光線でしたからもうすこしアクションが欲しかったかも、と。
次回は「アギトの世界」っぽいです。最近空気状態だったユウスケが、久しぶりにスポットを浴びそうです。姐さんと同じ顔をした人が出ていたりするようですが、その人を前にした時にユウスケがどんなリアクションや選択をするのかが見所になりそうです。「ここが俺の旅の終着点だったんだ!」とか言ってますし。このままアギトの世界に残るのか、それとも自分の心と何かの決着をつけてまた士たちと世界を巡る旅に出るのか…順当に行けば後者でしょうが、以外に前者もありえて最後にまた再登場、とかでもおかしくないですし…と、今から色々展開を妄想してしまいます。
そして登場するライダーに関してはG3−Xを装着するのは誰なんですかね?ユウスケが着たらクウガでありG3−Xでもある、とかでまた面白いことになりそうなんですが。他にも次回予告を見る限りでは『葦川翔一』とか名前が出てましたが、津上翔一と氷川誠と葦原涼とが混じったような名前になっているのはどういうことなんでしょう。それぞれの名前がアナグラム的に入れ替えられた名前になるんでしょうか。ライダーも、予告の中にはアギトの姿は無く、エクシード化したギルスしか出ていませんでしたし…アギトの変異種、みたいな立ち位置だったギルスがアギトと一緒くたにされて、アギト=ギルスみたいな扱いになるんでしょうか。色々あって、次も目が離せませんよ!

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鋼殻のレギオス2 (角川コミックス ドラゴンJr. 122-2)

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