マンマ・ミーアっ!

2009年02月07日。
映画『マンマ・ミーア!』を



見てきました。(´ω`)
ミュージカル仕立ての洋画ってくらいの事前情報で拝見に行ってきたのですが…

正直に申し上げれば「ミュージカル過ぎる!」って感じでしょうか。
話としては、結婚式を控えた父親のわからない娘が、母の日記から得た手がかりを元に母の昔の男性3人に招待状を送り父親を探そうとする―――という話で、父親候補の3人と母親、娘、娘の結婚相手、母の旧友、娘の旧友と次々と出てくる登場人物たちがそれぞれ物語のあらゆる所でミュージカル風に歌いながらその時々の心情を描写したり、説明をしたりする―――そんな流れです。
友人と二人で見てきましたが、やはり友人も「ミュージカル部分がくどい」ということでもう少し普通のシーンがあっても良かったのではないでしょうか、という感じですか。それともミュージカル風映画ってのは全部こんなもんなんですかね?
ミュージカル仕立ての部分は、いろいろなタイプがあって、バラード風だったり熱血風だったりラテン風だったりラブソング風だったりと、多種多様です。ですがその分、あまり自分が聞かない歌のタイプの部分では少々ダレました。興味無い曲って普段聞かないですが、映画の中だと否応も無く耳にするわけで。それが少々の時間ならまだしも、一曲分と言うことで数分から十数分も聞いていればやはり辟易とすることもあるわけで…
ですが扱っている話のテーマは良かったです。『親子二世代に渡る青春劇』という感じでしょうか。
すれ違いから別れ別れになった恋人たちの再開や、父親がわからない娘の苦悩と若さ故の短絡的な行動、それからくる人間関係の不和、母親とその旧友たちによるおばさん・トリオの友情など物語としては面白かったです。
ラストもややお約束的ながら、それまではっきりと答えを出さないで引っ張って引っ張っての結末だけに、強いカタルシスが感じられました。
総じてこの作品。ミュージカル部分はすべての人が楽しめる、とはいかないかもしれませんが、ストーリーとしてはややありがちながら逆に安心してハッピー・エンドを楽しめる作品ではないでしょうか。

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ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

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パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)

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ラプンツェルの翼 (電撃文庫)

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買い忘れ有り。「葉桜が来た夏3」を忘れてました…
やはり一度に買う量が多いと、つい買い忘れを出してしまいます…(・ω・)