クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人1(漫画)

クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人 1

かつて少年エースで連載され、大人気を得てついにはゲーム『SDガンダムGジェネレーション』シリーズなどでも登場した、骸骨を模した意匠を持つガンダムクロスボーン・ガンダム』。後年にスカル・ハートとして短編が出たりしていたそれが、ついにガンダムエースで正統な続編を連載開始。
そして今、その連載分が単行本コミックス化しての御目文字です!!
内容は、木星帝国との戦乱以後、運送会社をしながら影で悪徳商社などを相手に海賊として生活をしていたトビアたちが、木星帝国のMSに襲われているMSとパイロットを助けるところから始まります。
助けたパイロットはヒロイン、ベルナデットの義理の母親であるエウロペ。彼女は木星帝国が超長距離コロニーレーザーによる地球の壊滅を狙っている事を伝える。そしてそれが後2週間半ほどで決行されるという事も。木星まで行くには最低でも3ヶ月は掛かる。その距離に絶望するトビアたちだが、サナリィで開発中の実験機、F99なら単独で木星まで1週間で行ける能力があるので何とかなるかもしれないと考え、一路、サナリィへと進路を取る―――。といった感じが導入部かと。
再び描かれる骸骨ガンダムクロスボーン・ガンダム
今回は新たな敵とあって、苦戦するクロスボーンX1とトビアでしたが、X1が中破してから残っていたX3のパーツで、X3の能力(Iフィールド・ハンドやブレストマシンガンなど)を限定的に持つX1にカスタム化されたりして、今後の活躍が非常に期待できます。残念ながら今巻ではそこまではいっていませんが。
新しい強敵として『サイキッカー』という存在がクラックス・ドゥガチの後を継いだ新総統・『影のカリスト』として登場したりと、今後の壁も厚く、トビアの活躍に胸が躍ります。次巻はいつだ〜!