第21話 「還ってきたT/女には向かないメロディ」

Tを冠する物語で、警察関係者にも色々ある、という裏とかを描く意欲的な話の前編です。


ガイアメモリ流通組織に警察の情報を流す内通者いることがわかり、氷室刑事をマーク、真倉と追いつめた竜。が、突如現れたトライセラトップスドーパントに氷室を殺され、そのトライセラトップスにも逃げられてしまう。仕方なく引き上げようとした竜と真倉の前に九条綾という超常犯罪捜査課に配属になったという女性刑事が現れた。綾の美しさに思わずニヤケる真倉で…。
その真倉が鳴海探偵事務所へやってきた。ロス市警から帰国後、超常犯罪捜査課に配属されてきた綾の前で竜よりもいいところを見せたいという。どうやら綾に惚れてしまったらしい。くだらない依頼だ、とフィリップはあきれ顔。真倉と犬猿の仲の翔太郎もあっさり断るか、と思いきや、なんと快諾。 「照井には一度ガツンと思い知らせてやる必要がある」。 翔太郎と真倉の珍コンビは亜樹子とともに行動を開始するが…。(仮面ライダーW まとめ@ Wikiよりあらすじ抜粋。)


そんな感じで照井竜関係の話の新話です。話の見所としてはゲストの九条綾の過去が事件に関わってきたり、最近活躍が少ない翔太郎がそれなりに活動を見せようとしてやっぱり竜に見せ場を取られていたり、阿久津刑事を追いかけるところで竜が仮面ノリダーのようなあまりにもショボい(ぁ アクションをしていたりするのが見所でしょうか。(最後はどうなんだ。)さらにあまりにもダラダラと格闘訓練をする真倉刑事と刃野刑事のふたりに、警察組織の汚点というか「給料泥棒の警察」というダークなイメージの警察をかいま見た。脚本家は警察が嫌いなのか…(笑
そんな感じで今回も竜大活動、って感じです。アクセル新登場から、人気を出すためにアクセルを活躍させる必要もあるのでしょうが翔太郎やWの活躍が少ない気がします。これまでWひとりだったせいか比較的に出番減な気が。翔太郎とフィリップもう少しがんばっテ…!
バトルに関しては久しぶりに登場のミック@スミロドンドーパントとの戦闘が見応えがあります。ファイズアクセルか!というようなスピードでアクセルとWのふたりを翻弄し、アクセルのメモリを使った必殺攻撃を受けても平気で動き、ルナ/トリガーの追尾弾をアクロバティックな動きで避けまくる。2対1でまったく引けを取らないミックにミュージアム幹部の実力を垣間見ました。さり気にミックすげえ…!
そんな感じでメインストーリーよりもサブ的な戦いに目を引かれまくりでしたが、トライセラトップスドーパントの正体をあっさりバラしてしまったりするなど物語の展開は意表を突かれる展開で、見ていて飽きません。むしろマンネリ化する直前にテコ入れとか、立ち回りが絶妙です。
次回は第22話「還ってきたT/死なない男」。さてあっさりバラされたトライセラトップスドーパントの今後の行動は?とか色々目が離せませんー。