斬刀っ!

2010年02月11日。
アニメ版『刀語 第02話「残刀・鈍」』


放送っ!
で、勿論鑑賞したわけですが。

あれぇっ!?
宇練銀閣って、こんなにナイスなキャラでしたっけ!?
文章で読むだけではわからなかった、銀閣の普段の力の抜け具合とか、侍としての気位とか、残刀・鈍を振るう時の挙動とかが個人的にドストライクです。


格好良い…!?


何と言うか、飄々としながら1つのこだわりのために未来とかの全てを捨てて、ただ『今』と『過去』を固持するために刀を振るうただ1人の城主…それが凄くツボでした。
色合いも黒と白のほぼ2色が基本で、それ以外の色が肌色だけというのもストイックで良いです…!


アニメになって始めて気がついた銀閣の良さ、って感じです。
まぁ逆に、アニメ化して益々ワケがわからなくなっていたのは真庭忍群・真庭白鷺ですが。
逆さ喋りの白鷺…文章時点でギリギリ意味がわかるという特徴だった白鷺の台詞は、アニメ化されたらもうさっぱりでした。あのシーンだけは字幕必須だと思います。カラオケ風に台詞を表現して、それを逆から色をつける感じで何と言っているのか示す―――とかしないと、会話がさっぱりでした…。BDやDVD版で改定されませんかね…。
七花ととがめのやりとりは既に熟年夫婦レベルな気がします。
折を見てはとがめは七花の身体に髪を巻きつかせて、人の区別のつかない七花に自分を覚えさせようとしたり。七花はとがめの時に突飛な発言をあきれながらもあっさり受け入れてみせたり。


次回の第3話もかーなーりー楽しみです。次は千刀・ツルギ。
金を殺すと書いてツルギ…敦賀迷彩ですね。出雲の地が舞台。あの彼女がどんな形で描かれるのか…毎月一話なんて待てない気分です。
早く次の回が見たい…!!