第17話「おばあちゃん味の道」

カブトの世界・後編ですね。
今回の話の個人的なポイントはやはりカブトの正体でした。マユの兄=ソウジというのは変わらず、ソウジ=カブトでよかったようですね。ソウジがザビーに変身していましたからソウジ≒カブトだと思い込んでいましたが、どちらも正解だったとは…ワームの能力を忘れていました。というか16話(前編)で士に化けたりしていてその可能性も示されていましたのに、まったく思い至りませんでした。て、ここまで書いてから気がつきましたがソウジではなくソウなんですね、弟切ソウ。つまり弟切草花言葉は『恨み』『秘密』。まさに今回の話の全てを語っていたわけです。名前に伏線とか、気づかなかった…。そして、またザビーは噛ませ犬だったわけですね… 実質、17話では出番が無かったわけですし。(笑
話中の設定で出てきた「クロックダウンシステム」。これはどうやらカブト世界の仮面ライダークロックアップできなくなる装置だったようで。ワームは普通にクロックアップしてましたが、これは製作途中で誰か「このシステムはおかしい」的なことを思わなかったんでしょうか。開発者たちは偽ソウジに言われるままに作っていただけなのか?それとも『開発者たちが考案する→偽ソウジがそれを知って開発させる→開発者たちが開発を止めないよう、ワームに開発者たちの偽者にならせる→偽開発者たちが後を引き継いで完成させた。』なんでしょうか。その辺りのことは謎のままに残ってしまった感があります。
今回の海東はあまりにも滑稽というかギャグキャラ。クロックアップシステムを狙ってカブトと戦うも撃退され、最後の戦闘では出番無し。ラストの会話では士に言いくるめられて胡椒を片手にガッツポーズをするなど、お宝ハンターにしてはちょっと抜けすぎていませんか、と。ライバルライダーとしてそれで良いのかと思います。でも、なんだかそんな滑稽さが海東の味になってきているので、今後もこのスタンスでいて欲しい気もしますが。
クロックアップに関しては前回ではファイズアクセルフォームや、クウガペガサスによる超感覚狙撃と対処法が色々出ていましたが、それらは無情報状態でクロックアップと対峙した時の対処方法、という感じでしたが今回は予め情報がある相手―――クロックアップする敵と戦うにはどう用意するか?という感じでしたね。ディエンドが講じた対策「弾幕作戦」。多量の弾幕を張って、クロックアップの超スピードでも回避する先が無い状態を作る作戦と、ディケイドがワームのクロックアップにイリュージョンのアタックライドで対抗した、「先読み作戦」。イリュージョンのデコイで誘き寄せ、囮を攻撃して動きが止まったところで攻撃を当てる予め罠を張る作戦。そうやって、クロックアップに対抗する方法も結構あることが示されていました。何気に最強っぽかったカブトも、こうしてみると弱点というか対抗策が色々あるんですね…。
次回は第18話「サボる響鬼」。鍛えてますから!の響鬼がサボる…!?というサブタイトルだけで次回の展開に期待しまくりですよ。


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