第12話「再会 プロジェクト・アギト」

とりあえず最初に言いたいのはニチアサキッズ。OPのノリの良いところでいらん茶々を入れるな!と。(笑
世界観が元々クウガと地続き、という設定を取り込みグロンギがまだいる世界にアギトのメインの敵となるアンノウンが登場する、となっているのが面白いですね。そうだ、アギトの世界はクウガの世界と繋がってる―――というか、クウガでのグロンギ出現とかの出来事を経てG3−Xとか作られたんだっけ、と思い出しました。
そして注目のユウスケ。姐さんとの再会に暴走気味で、G3−Xの装着員として応募、選抜されるという流れで関わっていましたがユウスケはクウガなんですし普通にその関係で協力すればいいんじゃね?とか思ったんですが。クウガのいない世界―――「グロンギ出現→警察が神経断裂弾などを開発して対応→均衡状態→G3−X開発(12話現在。装着員を探し中)→アンノウンも出現(12話中に。警察はまだ出現を感知していない?)」による、クウガが出現しなかったアギトの世界、なんでしょうが、そこにクウガとして関わればそれだけでよくね?グロンギ対策というだけでもかなり有益として姐さんの近くにはいられるでしょうし。G3−Xの性能比較相手とかにもなれるでしょうし、良いこと尽くめじゃ?少なくとも八代の姐さんを助けたい、とかなら自分にクウガの力があるということは明言しているほうが戦力として数えてもらえて良いんじゃ?クウガであることを隠すというか忘れているような態度は何なんだ、と。元いた世界とは別の世界にいってもクウガに変身は可能、変身に不都合があるとかが無い、のはキバの世界で証明してますし…。なんでクウガとして関わらないのやら。
そして芦河ショウイチ。やはり彼はギルスに変身していました。ですがなんか不安定みたいですし、ギルスがアギトの変異種というか未完成形としてみれば、次回の話で何らかの出来事を経てアギト化するんじゃないかな、と思いますね。さらにアギトの世界の姐さんが気にかけている元G3−X装着員というのも、たぶんショウイチでしょうね。話の流れ的に。士が読んでいた手紙の内容が次回の話で明らかになればすべてハッキリする、というところでしょう。
そのG3−Xは、今回の話では良い所無しで終わっていました。初登場時は着ている人がヘタレで武器に振り回されてグロンギを倒すのがやっとで、次にグロンギが出現して続いてアンノウンも登場した時は、着ていた海東があっさり脱ぎ捨ててディエンドとして戦い始めてしまい、活躍の場所無し。これもある意味原作に忠実です。
海東の今回の活動はG3−X装着員として関わり、次回予告を見る限りでは劇場版の「仮面ライダーアギト ProjectG4」で登場した強化服、G4の制御チップ―――強制的に戦闘を継続させる『装着員殺し』として劇場版で猛威を振るったあのチップを手にするのが目的みたいですね。しかしとすると、私が思っていた「海東はライダーの変身アイテムを狙っている」というのは違うということになります。いったいどんな目的があるのやら…?
最後はギルスを助けに来た士が、何の考えがあったのかギルスに無理やりディケイドライバーを外されて、ディケイドの変身を解かれ、そこにディエンドが呼び出したデルタが放つルシファーズハンマーを士が生身で受けそうになってしまった所で続く。ルシファーズハンマーの行動阻害効果を持つポイントを受けているという演出とはいえ、士が「身動きできない!」という感じで呻いていましたが、それがなんか下手なダンスを踊っているようになっていて失礼ながら吹いてしまいました…。もう少し何とかならなかったものか、あれ…。
さておき、次回はアギトの世界後編。海東の目的が達せられるのか、とかユウスケの今後は、とか士のピンチはどう脱するのか、とか色々気になる所が多いです。ディケイドは毎回次はどうなるんだろう、とワクワクさせてくれますねー。

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這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)

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