第06話「バトル裁判・龍騎ワールド」。
今回から龍騎編ですが、また色々設定が変わっています。
「OREジャーナル」が「ATASHIジャーナル」になっていたり、望みを叶える為のライダーバトルが、裁判で判決宣告権を得るためのシステムとして扱われているとな。
ということは、重要事件で毎回ライダー裁判が行われるわけでもないのでしょうが、ライダー裁判が起きるたびにライダーに変身できる人ってのは変わるってことですか。今、流行の一般人裁判員制度にライダーバトルが混ざったような形式ですね。
話の作りが龍騎っぽいのはやはりプロの仕事というか、見事ですね。若干ミステリー仕立てで話のどこかに怪しいと言うか謎があって、それを追う、解明する、というような形で物語が進行していくのは龍騎の見所でしたから。今回も「編集長の異世界桃井を殺害したのは誰か?」と言う感じになっていて面白いです。
そして今回一番気になったのがディケイドがナイトと戦っていた時、キバにカメンライドした時の流れ。ナイトを相手に次々とフォームライドをしてガルルセイバー→ドッガハンマーでナイトを圧倒していたのに、途中でナイトがトリックベントを使ってきたところでバッシャーマグナムを使おうとしたシーン。バッシャーマグナムを構えるも、ほとんど撃つことなくナイトの逆襲にあって吹き飛ばされていました。キバ本編でも扱いが微妙だったバッシャーマグナム…ディケイドでも見せ場が無いとか、どこまで不憫な…(^^;
後、個人的に笑いのツボに入ったのは夏海が捕まったことを街頭で士とユウスケが知った時のやり取り。ユウスケ「夏海ちゃんが殺人容疑って…!」士「とうとうやったか。」ユウスケ「(頷いてから) ってオイ!?」。それと、士が弁護士として夏海と席巻したとき。事件のあらましを聞いているところで夏海「ケーキが出されたんです。ショートケーキ」のセリフを聞いた直後の士「ショートケーキだと…? 死刑だな」という一連がどちらもあまりに自然に放たれていたので思わず吹きました。
しかし検事、弁護士、事件関係者がライダーと化して判決宣告権を得るために戦う…って、それ無茶苦茶判決に私情入りますよね!?と思うともうライダー裁判とかわけわかりません。(笑
さらにディケイドは回を追う毎に何でもありになっていくような気がします。ディケイドはミラーワールドにも普通に入っていけるって、万能過ぎる…。たぶんカブトのクロックアップ状態での戦いでも何故か普通に動いてて、響鬼の魔化魍は清めの音で倒すってのもスルーでファイナルライドとかで倒すんだろうし、ブレイドのアンデッドも普通に爆死させるんじゃないでしょうか。それで爆発後にカード状態のアンデッドが残っていたりするんでしょうね。まさに世界(観)の破壊者…!
で、どうやらディケイドは2話で1ライダーの話を終えていくようなので、次回で龍騎の話は終わるのでしょうが果たしてこの世界の龍騎はどんな答えを出すのか、気になりますよー。
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