新・魔界大冒険

2007年03月16日。
最後のバイトが終わりになる前日、メールが入っていました。

「明日映画どーよ?」

(゚ロ゚;)………

よし、行くかぁ!!(ぉ

というわけで、「ドラえもん のび太の新・魔界大冒険」を見に行ってきました。
所謂リメイク版というやつで、前にも「のび太の恐竜」がリメイク公開されていましたね。

とはいえ実は私、今のドラえもんは否定派で。
大山のぶよ女史がやっていたドラえもん世代である私はどうにも声優変更後のドラえもんはしっくり来ないので、一回見たか見ていないかぐらいで今のドラえもんはほとんど未鑑賞だったのです。
しかし随分長い事ドラえもんの映画は見ていませんでしたので懐かしさと、友人の誘いもあって見に行ってきました。

ストーリーはのび太が魔法を使ってみたいと思い、ひみつ道具もしもボックス」で「もしも魔法の世界になったら」と願い、実際に魔法が使える世界にする。だが、その魔法の世界は宇宙の彼方から飛来する「魔界星」という魔物の住む星とその星の魔王デマオンにより狙われていた。
のび太ドラえもんは、魔法の世界にしてから知り合った満月牧師と美夜子さんを助けてジャイアンスネ夫、しずかちゃんにドラミちゃんを加えて魔王デマオンを倒すことができるのか…!? といった感じで。

ストーリー自体はわかっているのですがそれでも楽しめる。面白い。それが、ドラえもんシリーズの凄いところですね。
それにストーリーの大筋は変わっていませんでしたが、若干追加的に話が入っていたり、場面場面で使うひみつ道具が若干旧作と違っていたり(例:石ころ帽子→盲点バッチ)していて、新鮮さもありました。

また、今の画風がとてもコミック的というか。
顔を崩して動きをオーバーアクション気味にしつつも、全体のバランスは崩さない。そういったところがただの写実的な、実際の世界との差異を無くそうと描写されてばかりいるアニメなんかとは一線を画していて、まさに『動く漫画』として非常に好ましかったです。

リメイク版であっても文句無く、声優変更後のドラえもんというものにまた少し興味が出てきました。機会があったら前作である「リメイク版のび太の恐竜」も見てみたいと思えましたね。(^^

私的な感想を最後に言わせてもらうと、私は「のび太の海底鬼岩城」が旧ドラ映画では一番好きなのでこちらもリメイクしてくれたらなー、と思います。(笑